アルツハイマー 移りゆく景色の中で

若年性アルツハイマーブログ(要)介護日記です。

*

娘の労わりに涙した日

      2015/02/26

1560579_617441021626472_15307423_n

私がアルツハイマーを患ってから、ある日を境に、娘が学校から帰宅すると私と小一時間ほど近所を散歩するようになりました。
雨の日や天気の悪い日以外はほとんど毎日ふたりで散歩するのが日課になっています。

【スポンサーリンク】



必要なものを買いに文房具店や部活で使うスポーツ用品、やがては夕食の食材も一緒に買いに行くようになりました。

私以上に、サプリメントや健康食品に詳しくもなりました。

時々、駅のほうに行っては、ふたりでお茶を楽しんだり。

娘にしてみれば受験勉強に寸分も惜しいはずというより、余計な体力を使いたくないというのが本当のところだと思います。

私はてっきり、今のうちに甘えたり、思い出作りをしているのかなと思っていました。

そのことは主人も知っていましたので、ある日いつものように娘と出かけようという時に、主人が「またデートか?ボールペンなくなったから1本買ってきてくれ」と娘に頼みました。

すると娘が、「文房具屋はもう行かないよ。ボールペンなら私のあげる」と言うので、主人が、「なんだ今日は散歩コースが違うのか?」と。

その時の娘の返答に、涙してしまったのです。
「お父さん、もし将来ママがおばあちゃんのように徘徊するようになっても、私と一緒にママが行きそうな場所に顔を出しておけば、そこの人に覚えていてもらえれば迷子にならないじゃん」

主人も私もハッとさせられました。
そして、私は思わず娘を抱きしめていました。

娘なりに考えての散歩だったのです。
確かに、同じところはそんなに重ねて行っていないことに気づきました。

娘の労わりに涙した思い出です。

スポンサーリンク
人気ブログランキングへ にほんブログ村 アルツハイマー病

 - アルツハイマー 移りゆく景色の中で , , , , ,

     

  関連記事

yB_zzD7PTQOOKU01424855511_1424855520
あらためて、アルツハイマー宣告

精密検査の日の前日に、主人が仕事を切り上げて帰宅してくれました。 予定外の父親の …

1af7d519f24fb5bd3036a78bc1763086_s
母の入院、そして夫に叱られる

急な暑さジメジメ感で、体調を崩してるようなダルさを訴えていた母を、日曜日の涼しい …

7bfce5a3ee38fcfb57b37bea1e55e22c_s
病気を忘れるほど長い一日でした

最後の試合観戦。 娘の本格的なスポーツも、幼少の頃からですから7.8年。 終わっ …

lgf01a201411181000
突然の宣告、若年性アルツハイマー

突然の宣告。 再検査の朝は少し不安がありましたが、いつも通りに娘を学校に送り出し …

rainy_day2
もしかすると、私の進行は早いの?

一昨日の夕食の献立がスッポリ抜け落ち、そんな急に忘れてしまうものなのか、自分の病 …

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です