アルツハイマー 移りゆく景色の中で

若年性アルツハイマーブログ(要)介護日記です。

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突然の宣告、若年性アルツハイマー

      2015/07/31

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突然の宣告。

再検査の朝は少し不安がありましたが、いつも通りに娘を学校に送り出して病院に向かいました。
何はともあれ「これで安心できればいいか」ぐらいの軽い気持ちです。

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よくある人間ドッグのフルコースでした。

それを半日で終えると、その日のうちに医師に呼ばれました。

また検査結果は後日と思っていたので、スピーディーで親切な病院だなって、まだ軽い気持ちでした。

医師と一対一で対峙して座らされると、私の脳のレントゲン写真を貼りだして見せてくれ説明を受けました。

「落ち着いて聞いてください。まだそうと決まったわけではありませんので」

まだそうと決まったことじゃないんだ、と、まだピンとこないまま暢気に医師の説明をボンヤリと聞いていました。

「えっ、アルツハイマー」そう聞き返したのは私です。
そこだけハッキリと耳に響いたのです。

「はい、その疑いがあります。正直、かなりの高確率で発症しています」

「・・・・発症?私がアルツハイマー」
「先生、何かの、誰かと間違えていませんか?」

「だって私、母親の認知症を介護しているんですよ」と、理由にならない、わけが分からないことを口走ったと思います。

医師は、大学病院での精密検査を勧めてくださりました。

その場で紹介状を書いてくださり封筒に入れて渡してくださいました。
おそらく最初からそういう段取りを準備されていたのだと、今になれば思います。

それでも、アルツハイマーの疑いなんて信じられない私は、検査帰りに会社に立ち寄り、処理しなければならない仕事に目を通して定時で帰宅しました。

会社を出ると現実に戻りました。
「アルツハイマー・・・その可能性がある。」
「本当なの?本当ならどうなるの?」と、今まで味わったことのない孤独感に覆われました。

満員電車の中、プラットホームでの人混みの中で周囲の人が目に入らないような気分でした。
上から下まで人でたくさんのエスカレーターも、私だけが載っているような錯覚を感じたのを覚えています。

私は、母が認知症になってからは、人並みにアルツハイマー病のことは知っていましたし、将来そうなるかもしれないぐらいの知識、認識はありました。
けど、今この年で私がアルツハイマー?

ただただ信じられない思いでいっぱいでした。

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