アルツハイマー 移りゆく景色の中で

若年性アルツハイマーブログ(要)介護日記です。

*

記憶の扉が閉じる前に

   

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脳の萎縮検査の結果が出ました。

当然の結果ではありましたが、脳の「海馬」という記憶の引き出しは後退していました。
あるやる断面図で説明を受けて、主治医が保管している過去のレントゲン写真と比較して(目に見てわかるものではないほどでしたが)若年性アルツハイマーの症状は進行しているということでした。

生活へのさしたる悪影響は顕著ではないものの、今の病症の位置を知ることができたのは、私には心の整理をするきっかけになったと思っています。

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このまま記憶が薄れていくんだなぁと思い、家族にも検査結果を伝えました。

事実最近は計算にめっぽう弱くなっていて(加齢もあるかもしれませんが)

物事も3個覚えると2個忘れるような、記憶の垂れ流しといいますか・・・
新しいことが入りにくくなっていることが自分でも感じます。

 icon-check-square-o 娘のひとこと。

新しい記憶が入らないじゃないとかじゃないで、記憶の扉が閉じてるんじゃないの?

沈みがちでネガティブ思考にがんじがらめでした私の気持ちが、洗われたようでした。

後から考えてみて、「そう記憶をなくすのではなく、記憶の扉を閉じているんだと・・・」

閉じた扉の中にある記憶を大切にして生きていくしかないんだと思いました。

そして今日もし閉じかかっている記憶の扉をすり抜けて入ってくるものがあるならば、記憶の扉が閉じる前に覚え続けておこう。
それで私の人生ひとつ得をしたんだと考えようと思いました。

 icon-check-square-o 老犬15歳が耳が聞こえなくなっていました。
注意深く観察していますと、ドッグフードも不規則な採りかたをしていて、もしかして認知なのかもしれません。
楽しいときも悲しい時、辛い時も、思えば文句ひとつ言わずに近くにいてくれた老犬がシミジミとかわいらしく思えました。

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Comment

  1. K子 より:

    YUKIさま
    我が家の老犬は、14歳で天寿をまっとうしました。
    大型犬でしたから、長生きだったかも知れません。
    その晩、今夜は一緒に寝てあげよう、と毛布を取に行き、娘とおしゃべりして一緒にリビングへ来たら亡くなっていました。5分のおしゃべりが悔やまれました。
    子犬の頃は、ご近所に何度も頭を下げたり、菓子折りを持って行ったりしましたけれど、家族を癒してくれました。
    その後の転居で、マンション暮らしになることをわかっていたような、そんな旅立ちでした。
    ところで、先日銀座へ行った折、ラオックスのことを間違えて「ローソンて中国資本になってからほんとに中国人の行列がすごいね」と言って、娘に厳しく叱責されました。重要なことでも、簡単に間違えそうで怖くなりました。また、怒られると一層萎縮してしまう心理もわかったような気がして、母の間違いをむやみに叱咤しないようにしようと反省しました。

    • Yuki Yuki より:

      K子さま、うちは虹の橋を渡るのが今のワンちゃんで2匹目で、近年中なのは間違いなさそうです。

      あ、ラオックスってそうなんですか!
      だから観光バスで行列を作ってるんですね。納得でした。

      ありがとうございます。

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