アルツハイマー 移りゆく景色の中で

若年性アルツハイマーブログ(要)介護日記です。

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娘の涙とアルツハイマーの真実

      2015/07/31

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我が家に幸運の四つ葉のクローバーが訪れることはないでしょうけど、三つ葉で十分。
この赤い葉が、娘あなたなのだから。

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昨日は早めに娘が帰宅したので、恒例のお散歩。
でも何となく、いつもと雰囲気が違い「何かあったのかな?」と思っていました(思春期ですし)
夫はタクシーの出番の日で、二人だけの夕飯でした。
その時に娘が「ねぇ、ママのアルツハイマーって、おばあちゃんの認知症と違うじゃん。」と。

今は、インターネットで検索すれば色々な情報を知ることができる時代、おそらく娘なりに調べたのでしょう。

そう、私たち夫婦は多感な時期の娘に、若年性アルツハイマーの病気の詳しい説明を敢えてせずに、母親(娘には祖母)の認知症のような兆しが出た、将来はおばあちゃんのように、いわゆる痴呆になるとしか、アルツハイマーの真実を説明をしていなかったのです。

タイミングを見計らって伝えなくてはと思いつつ逃していました。
私は一瞬たじろぎましたけど、娘が知ってしまった以上、正確に伝えなくてはなりませんでした。
それは自分の口で娘に伝えるのは、とても酷なことのように思えました。

「おばあちゃんの認知症は、認知症そのもので死ぬことはない病気、でもママのアルツハイマーは脳が萎縮していってしまう病気で、アルツハイマーそのもので死ぬ病気なの」
「それも、どうかするとおばあちゃんと同じ時期に天国に行くかもしれないぐらい、脳の萎縮の早い病気なの」

そう説明しました。娘はボロボロ涙が出てきました。
「ママごめん、涙が止まらない、ごめん」

その後、娘もなんとか落ち着き、その夜ベッドに入り向精神薬を服用して眠ろうとしたのですけど、「娘の涙が止まらない」という言葉を思い出して眠れなくなってしまいました。

昔まだ、娘が4つか5つの時に娘がはじめて「ひとりで寝てみる」と言い出したことがあり、別の部屋で寝かしつけました。
しばらくすると寂しさで泣くのを我慢していたのでしょう。
「ママ、涙が出ないようにしてもどんどん涙が出てくるよ?」と行って戻ってきたことがあって、涙の出てくる理由を教えてあげたことがありました。

その出来事をつい昨日のように思い出してしまい感傷に浸ってしまいました。
それから娘の小さかった頃のホームビデオやアルバム写真を見ては、私が涙ぐんでしまい、そのまま白々と夜が明けてしまいました。

朝、娘はいつも通りに学校に行きました。
午前中には夫も帰宅するでしょう。
もっと娘を信頼して、私の病気をシッカリ受け止めてもらい、その娘を親として受け止めてあげるべき、その勇気に欠けていました。

ダメですね。親失格です。

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Comment

  1. K子 より:

    yukiさま

    親失格など、決してありませんよ。
    心の通じ合った素晴らしい母娘で、いつも心を打たれています。
    きっと1つ1つをきちんと乗り越えて行かれることと確信しています。
    娘とブログを拝読しながらいつも応援しています。
    言葉が見つからなくて、拙いコメントで失礼しました。

    • Yuki Yuki より:

      K子さま。
      ありがとうございます。

      もうひとつ話さないとならないことがあります。
      家族遺伝の可能性です。
      心苦しい話しですね。

  2. のんた2号 より:

    初めまして。(いつも読んでいます。)
    若年性アルツハイマー病は、高齢者と比べて高度かつ大脳皮質全体に損傷を受けると言われていますが、決して極端に死を早めるわけではありません。
    合併症や重篤な病気を気がつかずに放置して死を早めることはあるかもしれませんが・・・。日々の生活でバランスのよい食事と運動、そして定期的な健康診断が大切です。
    家族性のアルツハイマー病は若年に多いのは確かですが、全体としては10〜20%と言われています。40代の発症ではpresenilin-Ⅰ遺伝子、50代の発症ではpresenilin-Ⅱ遺伝子がありますが全体としては少ないです。
    お子さんへの遺伝の懸念は全くないわけではありませんが、それよりも今は娘さんに対する心のケアが大切と感じています。現在通院されている病院ではカウンセリングは可能なんでしょうか?yukiさんと娘さんが一緒にカウンセリングを受けられるのが一番良いと思います。

    • Yuki Yuki より:

      のんた2号さま。
      適切なアドバイスありがとうございます。
      娘と一緒のカウンセリングは話してみます。

      ありがとうございます。

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