アルツハイマー 移りゆく景色の中で

若年性アルツハイマーブログ(要)介護日記です。

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あらためて、アルツハイマー宣告

      2015/02/27

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精密検査の日の前日に、主人が仕事を切り上げて帰宅してくれました。
予定外の父親の帰宅を娘に異変を感じられないように、私も不安な気持ちを抑え、かつ娘に悟られないように努めました。
その日は、手料理ですき焼きを3人で食べたのを覚えています。

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不安と心配で、食欲のない私の分は食べ盛りの娘が、その日の夜食は必要ないほど頬張ってくれました。

食事が終わり、後片付けも済ませ、主人とふたり居間で何ともいえない「もどかしさ」を味わいました。
悔しさといったほうが、私の気もちに近かったです。

とはいえまだ正式にアルツハイマーと決まったわけではない。
しかし、アルツハイマーの可能性があること自体、それは遅かれ早かれ患う可能性が高いということでもあって、私が置かれているその事実は受け止めなくてはなりませんでした。

その晩、私は買い漁っていたアルツハイマーの本の中で、私が付箋をつけたりマーカーをしたりしている箇所を開いて主人に説明しました。

「落ち着け、まだそうと決まったわけじゃない」

主人から医師と同じ言葉を聞きました。
今の私には、何の励みにもならない、自分自身に何度も言い聞かせてきた言葉「まだそうと決まったわけじゃない」でした。

精密検査の朝も通常通りに娘を学校に送り出し、主人とふたり大学病院に向かいました。

正式な検査結果は、また後日となるのですが、検査が終わると医師の所見を主人とふたりで伺いました。

おそらく最初の病院で受けた血液検査と脳のレントゲンで、ある程度の見立てはついていたのだと思います。

その医師は、「まだそうと決まったわけじゃない」とは言わず、「結果はまだ出せませんが、発症していると思ってください」と仰りました。

主人が、医師に食い下がるかのように、アルツハイマーの発症の確率、根治させる治療などを問い詰めるように求めていましたが、私は隣でうつむき、膝が震え涙が落ちるのが分かりました。

その後、主人が会計を済ませ、病院を出て、私が病院を振り返るとアルツハイマーを患ってしまったことに猛烈に悔しさがこみ上げてきて、人目をはばからず涙が止まりませんでした。
主人にもただ「悔しい、悔しい」とだけ言って、涙が止まりませんでした。

後になって主人から聞かされたところによりますと、主人はこの日帰宅する前に認知症で施設に入っている母親のお見舞いに立ち寄って「yukiを守ってください」と頼んだそうです。(神頼み?)

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